こんにちは、中村 潤です。今年の夏はとても忙しかったですね。今年の思い出と言えば・・・夏の終わりにスッポンを食べたことです。今年高騰しているウナギを釣りに行って釣れました。針を飲み込んでいたこともあり、持ち帰り、(嫁にこっぴどく説教され)料亭の方に相談しました。「天然物はとても高価で、もったいないけえ捨てちゃいけんよ、料理してあげるけえ。」というありがたい返事をもらい、唐揚げ・鍋・雑炊を超安価で堪能させてもらいました。「普通は生き血も飲むんじゃけど、天然物はワイルドな環境でワイルドな物を食べとるんで、大当たりだと元気になり過ぎて翌朝絶叫とともに起床、大外れだと鼻血を出して病院送りになるけえやめときんさい。」と言われさすがに手を出しませんでした。。。スッポンは針を外そうとしたときも常に戦闘態勢で、僕の手を何度もかもうとしました。かまれたときに無理に引っ張ると、もっと強くかむそうで、指をなくした方もいらっしゃるそうです。。。(動物学者の千石先生も。)スッポンは生命力が異常に強く、何も食べなくても半月は普通に生きるそうです。
・・・さて、この話を通して伝えたいことですが、まず、「毎日食べているものには命があり、自然の恵み・命のありがたさに感謝しなければいけない」ということと、「スッポンのようにしぶとく、打たれ強くならなければいけない」ということです。食べ物の好き嫌いをしたり、屋内で遊ぶお子さんが増えている昨今、自然にじかに接することで見えてくるもの、例えば虫・魚・動物の知恵などがあります。「虫は気持ち悪いもの」、「魚をさばくのはグロテスクなこと」などという偏見は捨てなければいけないなあ、またそれを子どもたちに話したいなあ、と感じました。